【0から始める海外出店-その1】ショッピングモールを作ってみる【ケニアで仕事してまんねん。vol.3】

いきなり挑戦。店舗事業。

 

チャコールビジネスをお手伝いさせていただくことになった私たちですが、実はご縁があり新しい事業に着手することになりました。
それがショッピングモールの出店・・というかショッピングモール自体を作っていこう!というお話でした。
細かな部分はおいおいにご案内するとして、まだまだチャコールの流通に動き始めたばかりの私たちには突然すぎるご提案だったことと、
日本からやってきた私たちへの期待感の大きさを感じさせていただくには十分なチャンスだと感じました。

 

都市型の意識の高い若者たちの集う場所を


先に、お断りしておきます(笑
ショッピングモールといっても、いきなりケニアに私たちがイオ〇のサイズ感を作って
休日のパパたちのドライブ先を作ろうとしているわけではありません。
店舗の規模感でいうと15-20程度で二階建てくらいの規模のもので、立体駐車場が500台!とかでは全くありません。

画像の写真はケニアではよく見られる露天です。ですがケニアの人たちは、おしゃれにとても敏感でその収入の多くを
例えば女性であればネイルや美容院に投資します。
ファッションがとても大好きな志向をもった人たちが多くいる。そんな国なのです。

そんな国の人たちがショッピングを楽しみ、お酒を飲み安全にコミュニティを楽しめる。
そういうモールを作りたい!というケニアのパートナーからの提案でこのプロジェクトは私たちに持ち持ちかけられました。

 

とはいえ危険が伴うのがケニア

 

危険な場所ではあるのです。

 

前回の記事でもケニアは私たちのイメージとは違った文化的な国で急成長を遂げているとお伝えしました。
ただ、悲しい現実ではあるのですが実際そうした素晴らしい部分と、
急成長がゆえのひずみの部分もあるかもしれませんが、危険なテロがあったりすることも事実です。

 

在ケニア日本大使館からも、下記のような注意喚起がしばしば行われていたりします。

■モンバサにおけるテロの脅威に関する注意喚起)2021/8/2
https://www.ke.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00389.html

もちろん、私たちが住む日本が安全すぎる国であり、他国は日本に比べればほとんどが
危険な地域といえる部分もありますが、とはいえ私たちは、その安全な国に育ったわけですので
危険なエリアでの仕事は、かかわるスタッフや家族も含め避けて通りたいと思うのも仕方ないですよね。
私たちはちょっとガラの悪いと言われがちな在阪企業ですが、命の危険を感じる暮らしを送っているわけではありませんので笑
選んだ場所は・・

そんな在阪企業である私たちが選んだ地域は、首都ナイロビから20kmほど離れた地域でした。
ナイロビのテロや、夜の危険度から考えた際に文化レベルと安全性のバランスを考えた結果選び出したエリアです。
ミナミからちょっと離れた堺みたいなところと・・言えなくないかもしれません。というのは置いておいて。

 

文化を作るきっかけをお手伝いさせていただく。

私たちはこの段階ですでにチャコールでのビジネスを展開し、まだご紹介していない新たな流通も進めつつあります(これは後日のお話)。
そんな中にあり、私たちはすでにケニア滞在用の住まいも確保し本気でケニアに向き合っています。
単なる営利目的であれば、こうしたリスクを含む新たな取り組みに挑む必要があるのかどうか、疑問点がなくはないです。
もちろんコロナ禍にあるのは日本だけでなくアフリカ各地にも当然その猛威は振るっています。
そのうえで行ったことのないモール運営、さらに海外のアフリカの地、というのは成功率だけを考えた経営方針であるならば
選択しなかったプロジェクトかもしれません。ですがケニアに触れていく中で新たな文化をつくりケニアの人たちの生活が豊かになるきっかけの
お手伝いができるのであれば、取り組む意義はあるのかもしれないと向き合っていくことを決断いたしました。

 

方針は決まり、動き出すプロジェクト。動いてくれるのか?ケニア人スタッフ。

 

さて、その大儀が決まり動き出したプロジェクトですが、これからどうなっていくのか?
この記事自体は、この決断のタイミングからしばらく時間が経っていますので、今どういう状況にあるかということを私自身はしってます笑
ケニアでショッピングモールを立ち上げる。このプロジェクトは現地のパートナー、スタッフとタッグで進めています。
ここで、このモールビジネス以外のビジネスでもケニア事業全体にも影響のある事実と直面していきます。
日本人ってやっぱり勤勉で真面目な国民性だったんだなぁと思うこともしばしば。
果たして、思い通りのスケジュールで予定通り進んでゆくのか、ケニアに受け入れられるのか?

次回をお楽しみに。Badaaye!