【知らないといえない】循環型社会を目指す貴社ならしるべき3Rとその実例

当たり前って何?

常識ってコミュニティによって変わりますよね。

その環境での共通言語が増えれば増えるほど一体感が生まれ、

その環境での当たり前が如何に世間の非常識でも当たり前が常識化してゆくものです。

最近、わたしダイエットを始めました。MCTオイルってみなさんご存じですか?

私、全然知らなかったんですがダイエット界隈では、数年前から当然みんなが認識している共通言語でした。

どうやら僕も一人前のダイエッターへの道を一歩進むことができたようです。

PFCバランスってご存じですか?・・おっと、この辺にしときます。

今回は、PFCバランスのお話ではなく、サスティナブルな社会を目指す私たちの共通言語の1つ「3R」についての回です。

 

 

 

SDGsを語るなら、知らないわけにいかない「3R」とは

 

 

結論から言います。3Rと は Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRをまとめた表現です。

Reduce(リデュース)

リデュース(reduce)とは、英語で「減らす」という意味ですが、環境用語としては「無駄なごみの量を減らすこと」を指します。

ごみになるものをもらわない、必要以上に買わないなどの行動がリデュースにあたります。

製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。

耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫なども取組のひとつです。

ものであふれかえる現代においては、ごみを削減するっていうかそもそもごみとなるものの発生を抑制しましょうね。といった活動となります。

消費者ができること

 

  • マイバックを持って無駄な包装は断る。
  • 詰め替え容器に入った製品や簡易包装の製品を選ぶ。
  • 耐久消費材は手入れや修理をしながら長く大切に使う。
  • 利用頻度の少ないものは、レンタルやシェアリングシステムを利用する。
  • 耐久性の高い製品や省資源化設計の製品を選ぶ。
  • 使用頻度の少ないものをシェアする。

事業者ができること

 

  • 製品を設計する時に、製品ができるだけ長く使えるように工夫をする(耐久性、修理性等)。
  • 製品を設計する時に、製品ができるだけ少ない材料、部品等で構成されるように工夫する(省資源化)。
  • 製品をつくる時に、原材料を無駄なく効率的に使うように工夫する。
  • 修理や点検等のアフターサービスを充実することにより、製品の長期使用促進に努める。
  • 簡易梱包、簡易包装、詰め替え容器、通い箱等の利用、普及に努める。
  • 機械器具等の手入れ方法や修理方法を工夫して長期使用に努める。
  • 利用頻度の少ないものをシェアする仕組み、不用品を有効に活用する仕組みをつくる。
  • 耐久性の高い製品や省資源化設計の製品を選ぶ。
  • 食品ロスを削減する仕組みを作る。

 

Reuse(リユース)

リユースとは、英語で「再使用」という意味の単語です。使用済みの製品をごみにせずに繰り返し使うことを意味します。

「一つのものを捨てずに大切に使うこと」が文字通りの意味ですが、リユースを可能にする製品の提供、修理などアフターサービスの充実もリユースに含まれます。

また、他人への譲渡などにより、一つのものが複数の人間に長く使われることもリユースです。

 

消費者ができること

 

  • リターナブル容器に入った製品を選び、使い終わった時にはリユース回収に出す。
  • フリーマーケットやガレージセール等を開催し、不用品の再使用に努める。

 

事業者ができること

 

  • 製品を設計する時に、本体や部品のリユースがしやすいように工夫をする。
  • 使用済製品を回収して本体や部品を再生し、再び新品同様の製品を作り出す。
  • 使用済製品、部品、容器を回収し、再使用する。

 

Recycle(リサイクル)

リサイクルは良く知られていると思います。耳なじみのある言葉ですよね。

廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、

リサイクル技術・装置の開発なども取組のひとつです。市町村による分別収集以外の資源回収方法として、

市民団体による自主的な資源回収活動がよく実施されています。こうしたボランティア団体(地域団体、PTA、子供会、老人会など)による資源回収を「集団回収」といいます。

こうした回収では、新聞、雑誌、アルミ缶などのリサイクル資源を回収することで、得られた収入を団体の活動資金としたりしているようです。

また多くの市町村では、集団回収によって回収された資源ごみの量に応じて報奨金を交付して、市民の自主的活動を支援していたりします。

 

消費者ができること

 

  • 資源ごみの分別回収に協力する。
  • 資源ごみの効率的な分別回収を広める。
  • リサイクル製品を積極的に利用する。

事業者ができること

 

  • 製品を設計する時に、使用後のリサイクルがしやすいように工夫をする。
  • 製品をつくる時に、できるだけリサイクル原材料を使う。
  • 使用済みとなった自社製品の回収・リサイクルに努める。
  • 発生した副産物・使用済製品を効率的にリサイクルする(仕組みづくりを含む)。

 

エコビジョンの提案する3Rとは

 

わたしたち株式会社エコビジョンでは、お客様のメリットを最大限に考えたご提案を心がけています。

廃棄物処理のコンサルタントとして長く活動を続けてきたからこそできる提案内容は、3Rに沿った内容が多く含まれています。

 

リサイクル、リユースの視点から廃棄物として捉えられていた産業廃棄物としてそれまでに処分されていたものを有価のものとして

買取を行わせていただくことで、廃棄物の処分費用を抑えつつ、SDGsに取り組む企業としての価値を高めるプロジェクトとして

ご提案させていただくこともあれば、リデュースの視点から、廃棄物の発生を抑える機械の導入を提案させていただくこともあります。

また、海外へのルートを活かした3R提案も当社の強みの一つです。

多くの企業様とのネットワークを活かした収集運搬コストの削減も、排ガスの圧縮という意味で小さいながらも社会貢献活動の一環と考えています。

 

当社の提案は必ずしも、最も安価な提案ではないかもしれません。

ですが、貴社にとってもっとも価値のある提案であることをお約束いたします。

廃棄物の処分にお困りの歳はお気軽にお問合せください。