【SDGsって難しい!?】失敗する廃プラスチックを再商品化プロジェクトとは?

いつもご覧いただきありがとうございます。

こういうコンテンツを配信していくモチベーションはやっぱりアクセス数ですね。

徐々に増えつつあるアクセスを管理画面で確認しながらニヤニヤするのが日課です。

この当社のコーポレートサイトで配信させてもらっている内容は、主に主幹事業である廃棄物にかかわるサービスについての内容と

ケニアを中心とするアフリカで展開している事業の二本の軸で構成してます。

Googleなどの検索エンジンからこのページに来られた方は、おそらく廃棄物やSDGsに興味をお持ちの方だと思いますが

当社のケニア事業も世界的に注目されている経済で超成長を続けるアフリカで行っている事業についてですので

お時間のある際にでも、ご一読ください^^

さて今回のお話はタイトルの通りSDGsの事例についてです。

 

SDGsを実現していける事例とは?

 

マスコミ各種も取り扱い、認知度はかなり高くなったと思われるSDGsですが

実際に素晴らしい活動だと僕も思います。私たちが主にかかわるSDGsの目標は廃棄物に関わる部分となります。

  • 2030 年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
  • 2030 年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。
  • 2020 年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物資やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
  • 2030 年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

↑このあたりが、廃棄物処理のコンサルティングを行う当社が主にかかわる部分でしょう。

今、さまざまな企業がこうした活動に取り組んでいます。打算的な話をするとこうした活動に積極的に取り組み、

環境への配慮を行う活動を行うことは企業イメージを向上させ企業価値を高められるということもあるようなのですが

結果として社会の役に立つ投資を行っているのであればよいことだと思います。

 

廃プラスチック類の再商品化

 

そういう事例が好まれる中、どういうことでSDGsに取り組んでいこうかという方法を探している企業様や

探している企業様に提案を行うメーカーさんが多くいらっしゃいます。

そこでよく出てくるのが、廃プラスチックを活かした再商品化です。

ゴミを資源にして商品化を行うことで、ゴミの排出を抑え新たな資源を消費することを抑えてゆく。

素晴らしい活動だともいます。

ですが、この活動は実践する企業様にとって結構なリスクが発生する危険なプロジェクトになる可能性があったりします。

 

廃プラの再利用は危険なプロジェクト?

 

廃プラの再利用が危険なプロジェクトになりうる?どういうことやねん。と思われる方も多いかもしれません。

つまりこれどういうことかというと、思った以上にコストがかかってしまうプロジェクトで破綻しがちなんです。

廃プラを再商品化する流れは下記のような形になります。

 

■廃プラの再商品化までの流れ

 

この工程の中で、ポイントとなる部分はどこだと思いますか?

答えは・・全部といいたいところなんですが失敗しがちで解決がなかなか困難になってくるのが

実は店舗から回収してくる部分なんです。

すべての事例において廃棄物が大量に一か所から出てくる。ということであれば回収自体もスムーズに行うことができますが

大きなメーカーさんの工場の事例などでない限り、なかなかうまくいきません。

店舗や支店での廃棄物を再利用したいという場合、つまり、商品の再利用を行うための廃棄物は、複数の個所から少しずつ出てくるという場合がほとんどです。

こういう場合、回収の頻度が高まり収集運搬費用が大きく膨らんでくるわけです。また、小ロットでの再商品化も同様で、収集運搬費用がどうしても再資源化のコストのなかの比重が大きくなってしまうわけです。

運搬コスト圧縮がリサイクル・再商品化成功のキーポイント

 

では、どうすればよいのか?答えは簡単、効率よく集めれば良いんです。

簡単ですよね。

でも、この簡単な答えを実現するのってとても大変なんです。

実現するための条件ってなんでしょうか?

  • 対象となる場所のエリアで複数の廃棄物回収の案件を持っていること
  • 複数の業者とのネットワークが構築されていること
  • プラスアルファの業務として取り扱えること

といった条件が考えられます。この条件結構大変です。

コストを下げるということは一筋縄ではいきません。誰かが損をする話では長く続きませんからね。

とっても手前味噌なんですが、当社はこういう場面でとっても強いです。

収集運搬費用を行ってくれる業者さんがいかに損をせず、納得してもらいながら回収のスキームを構築することは

難しい話ですが当社は多くの案件扱っていて、業者さんが泣かないでいいスキーム構築を実現できます。

このノウハウは、キャリア30年以上の当社だからできるんです。としかなかなか言えない部分ですね。

 

もし廃プラの再利用にご興味をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。